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【目的】  

 磁性体ヘテロ構造界面のスピン軌道結合は、次世代磁気メモリ技術において注目されている界面垂直磁気異方性の物理的起源であり、更には、磁気異方性の電界制御やスピンオービトロニクスといった新規研究分野の根幹となるものである。しかし、界面でのスピン軌道結合の理解は乏しく、物質デザインや機能予測のための指導原理をもたない状況にある。

  本研究では、界面原子層制御、磁気分光による微視的評価、第一原理計算を集結させることにより、界面スピン軌道結合を微視的に解明し、その学術基盤を構築する。それにより、従来より1桁大きい、数10 erg/cm2 の界面磁気異方性を実現し、巨大異方性トンネル磁気抵抗素子などの新規デバイスを創製する。界面トポロジカル物質の創出とそのデバイス応用にも挑戦する。

我々は、スピンと軌道の結合した新しい基礎学理の構築と
デバイス開発を目指します。

01

三谷誠司  (NIMS)

(研究代表者)

​高品質な界面の設計、デバイス開発

06

02

岡林潤  (UTokyo)

磁気分光、軌道分光を追及します。

07

03

三浦良雄  (KIT -> NIMS)

第一原理計算から物質設計を進めます。

04

介川裕章  (NIMS)

高品質な界面の設計、デバイス開発

05

スピンオフプログラム
豊田理化学研究所特別課題研究 
先端磁気分光と理論計算の融合研究:
「界面多極子相互作用」が拓く新しい

学理(代表:岡林潤, 2019-2020)
2019年度
2020年度

​東北大学電気通信研究所共同プロジェクト
スピン・軌道・多極子がもたらす新規界面物性の開拓
​(代表:三浦良雄, 2021

08

研究会
2024/2/2-3       第26回研究会(東北大)
2023/11/17-19   第25回研究会(NIMS)
2023/6/30-7/2   第24回研究会(伊勢市)
2022/11/18-20  第23回研究会(北大)​
2022/6/18        第22回研究会(東北大)​
2022/2/19     第21回研究会(オンライン)
2021/11/27   第20回研究会(東北大)​
2021/9/25     第19回研究会(オンライン)
2021/5/22     第18回研究会(オンライン)
2021/2/20     第17回研究会(オンライン)
2021/1/23      第16回研究会(オンライン)
2020/12/29   第15回研究会(オンライン)
2020/12/5     第14回研究会(オンライン)
2020/8/22     第13回研究会(オンライン)
2020/4-6       第12回研究会(オンライン)
2019/12/14   第11回研究会(東大)
2019/8/1       第10回研究会 (分子研)
2019/5/10        第9回研究会  (​NIMS)
2018/12/25      第8回研究会 (東北大)
2018/8/10        第7回研究会 (NIMS)
2018/4/13        第6回研究会 (NIMS)
2017/11/24      第5回研究会(名工大)
2017/6/1       第4回研究会(つくば大)

2017/3/24       第3回研究会(東大)

2016/11/25      第2回研究会(京都工繊大)

2016/6/28       第1回研究会(NIMS)

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